この本を読んだきっかけ
「マカン・マカン」シリーズが好きです。4作出版されている中で3作は読み終えたので最後の一冊を読みたいと思っていました。
さよならの夜食カフェ 作者:古内一絵
あらすじ
今回、シャールをたずねお店を訪れたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。重版続々の大人気シリーズ、遂に完結!
<出版社HPより引用>
こんな人におすすめ
- 現状に悩みを抱えている人
- 仕事や家事、育児に疲れている人
- 小説を読んだ後にほっと癒されたい人
感想
やっぱりこのシリーズが好きだなぁと感じました。
短編集になっていて悩みを抱えている人がシャールのお料理と言葉に心が解れていくストーリーなのですが、その悩みが共感できるものが多いんですよね。過去にこんなことがあったな、と共感したり。そんな時にこの本を手に取っていたら問題解決出来ていたのかもと毎回考えていました。
一つ一つの言葉が優しいのとシャールの言葉が心に沁みるんです。色んな苦労をしてきたから、こんなアドバイスが出来るんだな。人の痛みが分かるんでしょうね。近くにこんなお店があったら行きたいです。
最終巻はこれまで登場した人の近況がわかって嬉しかったです。
美味しそうなお料理が毎回登場するのも良いんですよね。真似して作りたくなりますが、スパイスやハーブは揃えるのが難しそうです。
ちなみにマカン・マカンシリーズの前に発売している「銀色のマーメイド」も最終話に登場した人の過去が分かるそうなので読んでみたいな。
読書後にほっと癒されるお話が好きなのでこのシリーズは大好きなシリーズです。単行本しか発売されていないので、文庫が出たら全部揃えたいです。
カフェが好きな人は「マカン・マラン」シリーズおすすめです!
最後までお読み下さり有難うございました。