こんにちは。
「マカン・マラン」シリーズは古内一絵さんの小説で4作発売されています。
全て単行本での発売です。(2023年4月時点)
物語は、昼間は小さなダンス衣装専門店が、夜だけひっそりとオープンしている知る人ぞ知る夜食カフェ。マカン・マランはインドネシア語で”夜食”という意味だそうです。
そこで店主であるドラファグクイーンのシャールが悩みを抱えているお客さんの心にそっと寄り添い、身体に優しく美味しいお料理と共に優しい言葉をかけてお客さんを癒していくお話です。
お店にメニューはなく、シャールがお客様に合ったお料理を考え、提供していくスタイルです。身体に優しいお料理とシャールの言葉にほっと癒される物語です。
何かに迷ったり、悩んだりしている方におすすめな一冊です。
物語は短編小説ですが、1作目に登場した人が2作目に登場したりと関連があるので、発売順に読むのがおすすめです。
4作発売されているので、読む順番を紹介していきます。
*1作目
- 価格: 1650 円
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*2作目
女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび [ 古内一絵 ]
- 価格: 1650 円
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*3作目
*4作目
まずこのシリーズは表紙のイラストと色合いがが可愛いんですよね。
表紙に描かれているお料理も作品の中に登場します。お料理の匂いや味が想像できるような表現で書かれていてそのお料理が食べたくなります。
悩みを抱えている間はかなりモヤモヤするのですが、それを解決したときにスッキリする感覚があります。
エピソードの主人公は会社員やアルバイト、子供、母親等様々な年代や立場の人が登場するので、自分と似ている状況の人がどなたでもいるのではないのでしょうか。
自分に重ねて共感しながら読める作品でした。反対に全然異なる状況の人は、共感はできませんが、こんな風に考えているのか、と新たな発見もありました。
まだ、三作目を読んでいる途中ですが、このシリーズは全て読みたいと思っている大好きなシリーズです。
カフェが好きな方におすすめなシリーズですので、是非読んでみてください。