12月は年末の大掃除や手続きや飲み会等で時間が取れず読書が進んでいませんが、少し前に読んだ本が良かったので、本の紹介です。
にじいろガーデン 作者:小川糸
この本を読んだきっかけ
作者の作品が好きなのでまだ読んでいなかったこちらの表紙に惹かれて読むことに。
こんな人におすすめ
- 作者の作品が好きな人
- 感動したい人
- 田舎暮らしに憧れがある人
感想
あらすじを読んでいなかったのでまず設定に驚き。でも驚いていることにまだ自分は多様性を受け入れていないのかも。と気づかされる内容でもありました。女性同士の結婚がテーマになっている作品です。作者がベルリンを訪れた際に当たり前の風景が日本にはまだ定着していないと気づかされこの作品を書いたとエッセイで読みました。
物語が1話でどんどん進んでいきます。この後どうなるの??と気になってページを捲る速度が速くなり、感情を揺さぶられました。
作者の作品は他の作品にも共通していて病気になったり今まで普通だと思っていたことが人から見るとそうでなかったり。
病気になったり色んな立場で困難な状況に立ち向かいながらも強く自分の意思を持って生きていく女性が多いんですよね。それに励まされるし前向きな気持ちになります。
ほのぼのした表紙の作品が多いので内容を読んでそのギャップにいつも驚かされます。
いつまでも心に残っているような。そんな作品でした。
家族の愛の形は様々でこれといった形はないのだなと気づかせてくれる作品でした。
気になった人は是非読んでみて下さい。
最後まで読んで下さり有難うございました。