こんにちは。
今日は最近読んだ本についてです。「ライオンのおやつ」で有名な小川糸さんの作品が好きでいくつか読んでいるのですが、最初の作品である「食堂かたつむり」を読みました。
まず、
人生に迷ったときに読みたい心においしい物語
という帯に惹かれました。
主人公が恋人に振られ、地元に戻り1日1組限定のレストランを開き、お客様に合った料理を提供していくお話です。
料理でお客様を癒すほのぼのしたストーリーかと思い、読み進めていましたが、結論から言うとラストに向かって衝撃な展開でした。
母との関係性や食育がテーマの作品で、癒しの作品と思いきや、深く考えさせられる内容でした。
感想は賛否両論あるかな。という印象でした。ちょっと目を塞ぎたくなるような生々しい表現が出てくるので苦手な人もいると思います。
私もどちらかというと苦手でしたが、食育という観点から考えると毎日頂いているお肉やお魚は命をいただいているということだから、そのことを理解して感謝しながら食べないといけないですね。
どちらかというと大人向けの本かな?という印象でした。
小川糸さんの作品って優しい雰囲気で進みながらもあっと驚かせる展開があるんですよね。今回もそんな雰囲気の作品でした。
小川糸さんの他の作品で、「喋々喃々」は東京の谷中が舞台になっているようなのでこちらも読んでみたいと思っています。谷中は昔1度だけ行ったことがある街でネコが沢山いるんですよね。
下町の雰囲気でおしゃれなカフェもあって好きな雰囲気だったので、知っているお店があるといいな。
以上最近読んだ本についてのお話でした。
最後までお読みくださり有難うございました。