こんにちは。今月読んだ本の記録です。原田マハさんの作品を2冊読みました。
原田マハさんの作品は淡々と物語が進むので読みやすいです。
本日は、お日柄もよく
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2010年に発売されたものです。本屋さんに並んでいてベストセラーと書いてあったので気になったので図書館で借りました。
内容は、幼馴染で片思いしていた男性の結婚式でスピーチライターに出会い、20代独身女性の生活が一変する物語。ドラマのような展開にスラスラ読めました。
幼馴染の男性が他の人と結婚してしまうお話から入るので恋愛話かと思いきやお仕事の話がメインです。
この作品でスピーチライターという職業があることを初めて知りました。
最後は伏線回収?という感じでそんな展開になるのか。と驚きましたが、
政治のお話ではノンフィクションが入っていて当時の状況と重ねながら読み進めました。
この作品は言葉の持つ力を考えさせられるお話でした。確かにスピーチやプレゼンって最初が肝心ですよね。最初に引き付けられるとずっと聞いていられるけど、序盤がだらだらしてしまうと聞く気がなくなってしまうかもしれません。
お仕事だけでなく、物事を伝えるときにどのような言葉で伝えるのか考えるきっかけになりました。読んだ後に読んで良かったと思える作品でした。
星がひとつほしいとの祈り
表紙がシンプルで星が一つアクセントになっていて可愛いんですよね。
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2013年に発売された本です。この作品は7つの短編集です。
舞台が全国各地で旅行しているような気持ちになりますが、重めの話が多いです。
恋愛や不倫の話が多かったので大人向けの本かもしれません。
短編集で1つのお話は短いのですが、1つの映画を切り取ったようなストーリーでもう少し詳しく読みたかったと思う作品もありました。
きっと前後は自分で想像するように考えられているのでしょうね。
母と子の関係って家庭によって全く異なるけど改めて色んな形があるなと思いました。
今回の二冊はいつも読んでいるよう癒し本とは違いましたが、読書も楽しめました。