「財布は踊る」はお金の勉強になる小説

こんにちは。今日は３月の読書記録です。

読書にハマったきっかけでもある原田ひ香さんの作品で、「財布は踊る」を読みました。

原田ひ香さんらしいお金に纏わる作品で節約知識や投資術が載っていて勉強になります。

事前の知識なく、６個の短編小説と思って読み進めていたのですが、主人公は一番最初に登場した専業主婦の女性でした。１０万円のルイ・ヴィトンの財布を苦労して購入し、その財布が色んな人を巡っていきます。財布を手にした人の人生やお金に纏わるエピソードが盛りだくさんでスラスラ読めました。

原田さんの作品は身近にいそうな家庭の話が多いんですよね。具体的すぎてモデルがいるのかなと思ってしまうくらい。共感できる内容もあるんですよね。

今作は読み進めていくうちに続きが気になり、どうなるんだろう？とドキドキ、ハラハラするような展開もありました。

ラストに向かい、そう伏線回収してきたか！と思わせる展開で。もう一回読み返したいくらいです。図書館で半年間予約待ちしてようやく借りられたので残念ながら読み返せないのですが・・

ドラマで観たらより面白いと思うので、いつかドラマ化して欲しいです。

お金を持つことは幸せなのだろうか、、、と最後に考えさせられる内容でした。

もしかして続編もあるかな、なんて考えたりしています。

今年読んだ本の中ではおすすめしたい本No.1になりました。

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