最近読んだ本「ただいま神様当番」

台風が近づいていてお天気が荒れていますが、だいぶ涼しくなりこれまでの暑さに比べると心地良く感じています。

朝晩はひと頃よりは涼しくなっているし、蝉の鳴き声が聞こえなくなってコオロギや鈴虫が鳴き始めたし少しずつ秋になっていってるんですかね。

そろそろ秋服が着たい今日この頃です。秋物は何を買おうかな～考えるだけでワクワクしますね。

秋と言えば読書の秋。秋は小説だけでなくエッセイや実用書も読んでいきたいな。最近読んだ本のご紹介です。

ただいま神様当番　作者：青山美智子

あらすじはこちら↓

この本を読んだきっかけ

作者の作品が好きで文庫作品は全て読んでいるのですが、こちらだけ未読だったため、読んでみることにしました。

こんな人におすすめ

感想

今回もスラスラ読めました。５つの短編小説となっています。

今までで一番コミカルかもしれません。思わず笑ってしまうお話もあり、高校生の青春時代の話に思わず涙したり。青春っていいなーと読んだ後にほっこりとするような作品でした。

小説に登場する人達の感情がこれまで誰もが経験したことがあるようなことが多くて、いつも共感出来るんですよね。登場人物とは全然違っている環境でも、ふとした時に思うことが自分と重なったり。

自分の本当の声を聴くことにハッとさせられました。何かやりたいと思っても、～だから、～になったらと色々頭で考えてしまいますが、まずは自分がやりたいと思ったことを素直に進めていくということが大事なのかもしれません。前向きになれる作品でした。

作者の作品は過去の作品に登場した人が出てきたりします。前回よりも成長していると嬉しくなるし、見つけた時には繋がってその発見がとても面白いんですよね。

今回はアイドルグループの繋がりと写真家の話はあったけど、そこまで前後作品に登場した人物が出てきていなかったかな？

他の作品を後で読んで、こっちにも出てきていたのか！と驚くことがあるので、それも楽しみにしたいと思います。

そんなちょっとした発見が楽しいのが作者の作品の好きなところでもあります。

普段気にしないことも楽しんでやってみると新たな発見があるということかもしれませんね。

気になった方は是非読んでみて下さい。

最後までお読み下さり有難うございました。

yammy’s BLOG