読書にはまり、一つの作者に拘らずに色々な小説を読んでいるのですが、シリーズものも続きが気になって読み進めるのが楽しいです。
今シリーズで読んでいるのが群ようこさんの「れんげ荘」シリーズ。
この作品はたくさん出ているので読む順番を紹介します。(2024/2月更新)
①れんげ荘
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②働かないの
③ネコと昼寝
④散歩するネコ
⑤おたがいさま
⑥おネコさま御一行
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⑦今日はいい天気ですね。
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⑧しあわせの輪・・・2024年1月発売
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群ようこさんは映画化された有名な作品「かもめ食堂」の作者で、他にも「パンとスープと猫日和」といったシリーズやエッセイを多数出版されています。
パンとスープも面白そうだったのですが、40代で大手広告代理店を早期退職した女性が、古いアパートで貯金を切り崩しながらシンプルに生活していくストーリーに興味があり、このシリーズを読んでみることにしました。
主人公の母親はいわゆる毒親と言われているタイプでずっと実家暮らしだった主人公が一人暮らしを始めます。母親は世間体を気にするタイプなので、猛反対していましたが、一人でシンプルにのんびりした生活をするというお話です。
アパートの住人とも親しくなり、質素だけど日々の生活をスローに過ごしています。
トイレと風呂は共同のものを使うタイプのアパートで今にも壊れそうなアパート。
設定が少し前にドラマでやっていた「凪のお暇」に似ているかな?と思いました。
都会での仕事に疲れた主人公が仕事も捨てて古いアパートで過ごす点が似ていますよね。
自分にはトイレ、風呂の共同生活は無理だな・・と思いながらシンプルにかつスローに暮らすのって良いですよね。
小説は主人公目線で違う人生を疑似体験できるような感覚が好きなんですよね。難しい小説ですと途中で飽きて挫折してしまうのですが、この作品は読み易いので私でも読み進められています。まるでドラマを観ているかのようです。
淡々と物語が進むので隙間時間にも気軽に読めるので、おすすめです。
シリーズものなのでコツコツ読むのも良いですね。最新刊が出るのも楽しみですね。