こんにちは。
益田ミリさんの作品は何気ない日常が描かれていてほっとする本が多くて好きなのですが、一番最初に購入したのは「泣き虫チエ子さん」シリーズでした。
こちらはコミックエッセイになっていて読み易いので30~40分ほどで一冊読めると思います。電車移動等の隙間時間にさらっと読めておススメです。
最初は図書館で借りたのですが、単行本の1しか図書館になく、続きも読んでみたいと思い、購入しました。文庫には単行本の1と2が愛情編、3と4が旅情編として収録されています。
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チエ子さんとサクちゃんは結婚10年目の二人暮らし。チエ子さんは会社で秘書をしていてサクちゃんは靴の修理屋さんをしています。とっても仲良しな二人の心温まる物語です。
お互い大好きな想いがひしひしと伝わってくるんですよね。
結婚当初を思い出すような日常と仕事終わりに二人で行く食材の買い出しや夜のお散歩がデートと考えるチエ子さんいいですよね。
小さな幸せを日々感じながら生活していて、チエ子さんのサクちゃんへの想いがとても可愛くてほっこりします。
たまに「自分が先に死ぬから・・」というネガティブな反応が何度かあるので、もしかして何かの病気なのかな・・と思いつつ、夫に先に旅立たれたくないと考えてることからそうゆう気持ちになるのかな、なんて思ったりもします。
二人で旅行を計画したり楽しんだり、カフェに行ってのんびりしたり。
自分と重なる所や共感出来るところが沢山あって、夫と喧嘩したときや日常にモヤモヤするときに読むと癒されるので本棚に置いて何度も読んでいます。
ちなみにチエ子さんが通っていたカフェが「すーちゃん」の働いていたカフェと知ったときはびっくりしました!
後から「すーちゃん」シリーズをを読んだので、ここで繋がっていたのか!と気づき嬉しくなりました。ここのシーンはすーちゃんに登場する土田さんの「世界は終わらない」にもありましたよね。他の作品とつながっている感じも好きです。
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大好きな人がそばにいるって幸せなことだと改めて感じました。
このブログを書きながらまたチエ子さんを読み返したくなりました。